高千穂の観光地
高千穂神社
高千穂神社は、天孫降臨の伝承地に相応しく、「続日本後記」「三代実録」にも記述がある古社で、平安時代以来1200年以上の歴史を持つと言われています。
かつて高千穂郷(現在の高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村)には、神社が554社あり、その中でも格の高い88の神社(高千穂八十八社)の総社として、高千穂神社は古くから信仰を集めてきました。
<鎮石(しずめいし)>
高千穂神社には「鎮石(しずめいし)」という石があります。
垂仁天皇(第11代)の勅命により、我が国で初めて伊勢神宮と高千穂宮が創建されたときに用いられた鎮石と伝えられています。
なお、この鎮石には、心を鎮めるパワーがあると言われていおり、この石に祈ると、人の悩みや世の乱れが鎮められると言われています。
鎮石の上の小銭を見ると、実際に多くの人が祈ったことがうかがわれます。
<夫婦杉(めおとすぎ)>
「夫婦杉(めおとすぎ)」は、2本の大きな杉の木ですが、根元で一つにつながっていて、どんな事があっても別れられない形を現しているということで、「夫婦杉」と呼ばれています。
この周りを夫婦、婚約者、恋人の二人が手をつないで3周回ると、その二人は一生離れずに仲睦まじく過ごせると言われています。
夫婦杉の周りには、多くのおみくじが結ばれていますが、一人の場合でも、相手を想って3周しても効果はあるそうですよ。
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天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られているという、非常にパワーが強いと言われているパワースポットです。
天岩戸神社には東本宮と西本宮があり、東本宮は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)、西本宮はおおひるめのみこと(アマテラスオオミカミの別御神名)が主祭神です。
現在、一般的に天岩戸神社と呼ばれているのは、西本宮ですが、御神体は拝殿の対岸にある洞窟(天岩戸)であるため、本殿はありません。
なお、この対岸の御神体(天岩戸)は、神職でさえ足を踏み入れることのできない神域なので、直接は参拝できませんが、拝殿奥にある遥拝所から拝することはできます。
遥拝所は、非常にパワーを感じるスポットだそうですので、ぜひ社務所にお願いして、遥拝所まで案内していただくことをお薦めします。
<天岩戸の神話>
皆さん、ご存知だと思いますが、大まかには以下の通りです。
太陽の神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、弟である須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴ぶりに耐えかねて、岩屋の奥に隠れて出てこなくなってしまいました。
太陽の神が隠れてしまったので、世の中は真っ暗闇。
困った八百万の神が天安河原に集まって相談し、岩屋の前で宴会を開くことにしました。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)が賑やかに舞い踊り、その騒ぎが気になった天照大御神が岩戸を少し開いたところを、手力男命(たぢからおのみこと)が、すかさず岩戸を投げ飛ばし、世の中に再び光が戻りました。
ちなみに、その投げ飛ばした岩戸は、長野県の戸隠神社まで飛んでいったとされているので、戸隠神社も強力なパワースポットだそうです。
<天安河原(あめのやすがわら/あまのやすがわら)
天安河原も、お薦めのスピチュアル・パワースポットです。
上に書きましたように、岩戸隠れの際に八百万(やおよろず)の神々が集まって相談したと言われている場所ですので、ここには、八百万の神を祀る仰慕窟(ぎょうぼがいわや)があります。
天安河原は、石を積みながら願うと願いが叶うと言われています。
やっぱり八百万の神々が祀られているわけですから、叶わない願いなどあるはずがありません、ぜひ試してみましょう。
なお、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之氏によると、天岩戸神社から、天安河原へ向かう途中にある橋も、強力なエナジーポイントだそうです。
ここで30分くらい、心を研ぎ澄ますと良いそうですよ。
また、この天安河原を含む、高千穂の数箇所の自然音が聴けるCDがあります。
高千穂峡 (国指定名勝)
高千穂峡は、まさに「神話の里」に相応しい、深いV字型の峡谷です。
最も深いところでは、水深100mにもなるようです。
高千穂峡は、ずっと昔に阿蘇山系の溶岩(火砕流)が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出して急激に冷却され、その後、数億年かかって、五ヶ瀬川に浸食されて、両岸に切り立った自然の角柱を並べたような、いわゆる柱状節理の断崖絶壁の渓谷になり、そこに原生林が覆って、現在のような形になったと言われています。
この高千穂峡は、1934年(昭和9)11月10日に、名勝・天然記念物に指定されていて、日本の滝100選にも選ばれた真名井の滝や、槍飛橋などがあります。
また、「おのころ島」、「月形・日形」「鬼八の力石」など、高千穂峡は神話の世界を彷彿とさせる高千穂のシンボルであり、高千穂観光の中心です。
真名井の滝 (日本の滝百選指定)
真名井の滝(まないのたき)は、「神が作った水」とも言われています。
高千穂峡にあり、日本の滝100選にも選ばれた名瀑で、辺りの静寂を破って、とても美しい流れを見せています。
真名井の滝は直瀑型で、五ヶ瀬川の崖上から、落差17メートルを一直線に深淵に落下しています。
淡水魚水族館
高千穂淡水魚水族館は、観光の中心の名勝・高千穂峡のすぐ近くにある、町営の小さな水族館です。
溶岩の中から湧出して流れ落ちる「玉垂の滝」の清らかな湧水を利用して、ヤマメ、ドンコ等の五ヶ瀬川水系に棲息する淡水魚を中心に、オヤニラミ、ニッポンバラタンゴ、アカメなどを飼育しています。
また、アカメやチョウザメなど、南アメリカやアフリカ、アジアの熱帯魚も展示されていて、全部で約100種類、1000尾ほどの魚を見ることができます。
<入場料> ( )は20名以上の団体料金
大人・高校生:300円(250円)
小・中学生 :200円(150円)
3歳以上 :100円(50円)
<開館時間>
9:00~17:00
<休館日>
12月31日~1月1日
国見ヶ丘
神武天皇の御孫・建磐竜命(タテイワタツノミコト)が九州統治の際に立ち寄って国見をされたという伝説の丘で、標高は513mです。
見どころは、なんといっても雲海。 季節は秋から初冬です
夜明け前から早朝、一番いいのは日の出前後に、湿度が高く充分な放射冷却があって、風があまりなければ、雲海が高千穂盆地を覆う雲海を見ることができます。
また、この国見が丘から眺められる阿蘇五岳は、お釈迦様が横たわった姿に似ていることから、別名「阿蘇の涅槃像」と呼ばれています。
いずれにしろ、日の出頃に阿蘇涅槃像と雲海を見てると、本当に神々しい気分になれること、うけあいです。

くしふる神社(■触神社 ■は木偏に「患」)
日本書紀などで天孫降臨と伝えられる、くしふる山(くしふる峯)を神体山とする神社です。
山そのものがご神体のため、長らく本殿が無かったのですが、江戸元禄のころに、延岡城主の三浦明敬が高千穂神社神官・田尻氏の要請を容れ社殿を建立したとのことです。
国譲り(天孫降臨よりも前です)の際に、武甕槌命(タケミカズチノミコト)と建御名方命(タケミナカタノミコト)が力競べを行いました。
これが相撲のルーツとされ、秋季大祭では、奉納相撲が数百年にもわたって続いています。